かけがえのない時間つぶし 映画『セトウツミ』を見て
映画通の母親に勧められて映画『セトウツミ』を見てみました
そしたらツボにハマったのでオススメしてみます
上映は2016年上映時間75分
まったり邦画が好きな人なら絶対好きなはず
テンポがよく刺激的なのを好む人には向かないかも
原作は2013年〜別冊少年チャンピオンで連載されていた漫画
監督は大森立嗣で他に『まほろ駅前多田便利軒』『さよなら渓谷』の作品を作られてます
映画通なら原作を知らなくても監督で興味を持たれるのではないかな
味のある俳優2人が出てるだけでそそられますね
ストーリーは大阪に住む男子高校生2人が放課後川べりでただだべるだけ
ほんとにそれだけ
大きな動きや展開はなしただただ日常に起きたことをしゃべる
それだけなのに面白い
2人のやり取りが面白くて何度もクスクス笑ってしまった
シュールなやり取りも面白いけど間の取り方もまた絶妙〜
俳優2人の演技力があるからこそ出せる空気感だと思う
ガリ勉ボンボンの内海(池松壮亮)と下町臭あふれるおバカの瀬戸(菅田将暉)
が見ているうちに愛おしく見えてくるんですよ
短編で成り立ってるんですけど毎回最後がせつなくなる
放課後のただの時間つぶしなんだけど
この何でもない時間て大人になった今とても大事なんだなって
友達と何気なく過ごした時間
社会人になればこうゆう時間て2度と持つことはない
ただの時間つぶしでもかけがえのない時間なんだなって
そんな気持ちが湧いてくる素敵な映画でした
何も考えずボーッと浸りたい方に是非見てもらいたい映画です
キャストは違うがドラマ版もあってそれがアマゾンプライムで見れるので
ドラマも見てみよう